以前書いた【コラム】異常な音の検知による遅延が異常に多すぎないか?と被るかもしれませんが、やっぱりあまりにも多いらしいので改めて。
JR東日本は日々遅延を繰り返しているわけですが、その遅延理由としてよく耳にするのが「異常な音を検知したため」や「異音確認のため」といったフレーズです。これが私鉄各社と比べると尋常じゃなく多いんですよね。確かに安全第一の姿勢は大切ですが、頻繁に「異常な音」が発生すること自体が異常なのでは?と思ってしまいます。
さらに気になるのは、これらの異常音の原因や、その後の状況についての情報がほとんど公表されないこと。異常音が検知されたからといって、結局その音が何だったのか、原因が分かった上での運行に支障なしと判断されたのか、原因が分からずじまいだったのか、結局安全は確認されたのか、乗客としては非常に不安になります。もう少し詳しい説明があれば、乗客側も納得できる部分が増えるのにと思います。(もしかしたら、説明できないような理由なんですかね。データの改ざんとかやっちゃう会社ですからね。)
JR東日本が安全対策に力を入れている…っていうのは(実際どうあれ)是非そうあってほしいところですし、そう信じたいですが、異常な音が頻発する背景には、何か根本的な問題があるのではないかと疑問に思いますし、何でもかんでも「異常な音」で片付けられては乗客側も納得しづらい部分が大きいです。
JR東日本にはもっと透明性のある情報提供をしてほしいものです。(でもデータの改ざんしちゃうしな…)