こちらの記事で、納得し難い遅延理由について書いていますが、今回はもうひとつ私が実際に駅のアナウンスで聞いたことがある「なんだそれ?」な遅延理由について紹介します。
それは普通の平日の朝のことで、通勤のために最寄り駅のホームで電車の到着を待っていたのですが、例によって時間になっても電車が来ませんでした。
またか・・・と、電車が遅れてくること自体は別に珍しくも何ともないことでしたし、むしろ時間通りに来るほうが珍しいとさえ感じていた訳ですけど、そのときに流れてきたアナウンスがなかなか「なんだそれ?」な内容でした。
『〇番線の電車ですが、ただいま徐行運転のため遅れが発生しています。』
徐行運転のため・・、まあそりゃ徐行運転してれば遅れが発生するでしょうねという感じですけど、なんで徐行運転してるのかが分からない。こんなの遅れの理由としてアナウンスして良いものじゃないよなぁと。
だってこんなの、学校に遅刻した理由を先生に聞かれたときに「ゆっくり歩いてきたから遅刻しました!」って言っているようなもので、「そうか分かった、なら仕方ないな」ということになるわけ絶対ないじゃないですか。
「(学校に向かう途中で)転んでしまって足が痛くてゆっくり歩いてきました」なら分かります。「(学校に向かう途中で)時速何キロ以上で動くと爆発する爆弾をしかけられたのでゆっくり歩いてきました」なら分かります。実際にそんなことがあるないに関わらず、遅刻の説明としては一応成立してます。
それに比べて『徐行運転のため~』って。馬鹿にしてるんですかね。遅延理由なんて適当に言っとけな感じですかね。少なくとも、利用者側の立場になって物事考えてはいないですよね。些細なことかもしれませんけど、そういうひとつひとつのことからJR東日本の体質みたいなものが感じられますよね。